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【開催レポート】AIを使う企業、使えない企業の差はもう始まっている

目次

生成AI・AIエージェントから学ぶ、AWSで安全なAI活用基盤をつくるポイント

2026年10月2日(金)、AWSパートナーであるGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供するAWS利活用支援サービス「CloudCREW byGMO」は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWS)の協力のもと、大阪・グランフロント大阪にてオフラインイベント「AIを使う企業、使えない企業の差はもう始まっている ~中堅・中小企業のための生成AI活用とAWS基盤づくり~」を開催しました。

当日は49名が参加。生成AIやAIエージェントの最新動向、AWSでのAI活用、安全にAIを利用するためのセキュリティ対策をテーマに講演を行ったほか、ライブ投票やグループディスカッションを通じて、参加者のAI活用状況や課題を共有しました。

イベントを通して見えてきたのは、AIへの関心は高まっている一方、「実際の業務へどう組み込むか」「安全にどう使い続けるか」が次の課題になっているということです。本記事では、当日の内容から企業のAI活用を進めるためのポイントをご紹介します。

なお、本イベントは、多様な感性を持った「人財」が集う場として人気のコミュニケーションスペース「GMOインターネットグループ シナジーカフェ GMO Yours(大阪)」にて開催しました。

大阪のGMO Yoursで開催されたイベントの様子
当日の会場の様子。GMOインターネットグループ シナジーカフェ GMO Yoursに49名の方にご参加いただきました。

イベント開催概要

イベント名AIを使う企業、使えない企業の差はもう始まっている
~中堅・中小企業のための生成AI活用とAWS基盤づくり~
開催日時2026年10月2日(金)14:00~16:00
会場GMOインターネットグループ シナジーカフェ GMO Yours
(グランフロント大阪タワーB 23階)
主催GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
協力アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
参加者49名
登壇者AWS 尾崎 周也氏
GMOグローバルサイン・ホールディングス
佐藤 慎治・眞木 悠毅

イベントから見えた3つのポイント

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1.2.3.
AIへの関心は高い一方、企業ごとの活用度には差がある
AWS活用で最も関心が高かったのはAI活用。一方、社内AI導入率には大きなばらつきが見られました。
AIは「答える」から「仕事をする」存在へ
AIエージェントの普及により、論点は「AIを使うか」から「どの業務を任せるか」へ移りつつあります。
AI活用とセキュリティは同時に考える
AIに任せる業務が増えるほど、扱うデータや実行権限も増えるため、安全に使い続ける基盤づくりが重要です。

ライブ投票から見えた、企業のリアルなAI活用状況

  • AIへの関心は高い一方、活用状況には差 ライブ投票では、「AWS活用で最も関心がある領域」としてAI活用が37%で最多となりました。一方、社内のAI導入率は「10%以下」が36%、「90%以上」が21%となり、企業によって活用状況に大きな差があることも分かりました。
「AWS活用で最も関心がある領域は?」のアンケート結果
「AWS活用で最も関心がある領域は?」のアンケート結果
「社内のAI導入率は?」のアンケート結果
「社内のAI導入率は?」のアンケート結果
  • AIを使い始めると「精度」と「セキュリティ」が課題に AI利用時の悩みでは、「AIの回答精度・品質」が28%、「セキュリティ・情報漏えい対策」が26%と上位に。今後AIを活用したい業務では、技術調査・ドキュメント作成、システム・アプリケーション開発、インフラ構築・運用の自動化などが挙がり、利用範囲が専門的な業務へ広がっていることがうかがえました。
「AIを利用している人で用途に悩む領域は?」のアンケート結果
「AIを利用している人で利用用途に悩む領域は?」のアンケート結果
「今後AIを活用したい業務は何ですか」のアンケート結果
「今後AIを活用したい業務は何ですか」のアンケート結果

ライブ投票では、参加者のAI活用状況や課題をリアルタイムで共有しました。

生成AIからAIエージェントへ – AWSで広がるAI活用

「どの業務をAIに任せるか」が重要に

AWS 尾崎氏の講演では、生成AIアシスタントからAIエージェントへと進化し、「答えるAI」から「仕事を完遂するAI」へ変化していることを紹介。AIエージェントは、目的に応じて計画を立て、必要なツールを使い、実行結果を確認しながらタスクを進めます。

Amazon Quick、Amazon Bedrock、コーディングエージェントなどの活用例も紹介され、重要なのは最初から大規模にAI化することではなく、まず1つのユースケースを決め、必要なデータがどこにあるのかを整理することだと解説されました。

AWSで安全にAIを活用するために必要なこと

AIに渡す「データ」と「権限」に注意する

CloudCREW byGMO 眞木の講演では、AI活用によるリスクを「情報の漏えい」「回答・操作の乗っ取り」「リソースの不正消費・利用料増大」の3つに整理しました。さらに、認証・権限・ネットワークを含むAWSの土台から、入力、経路、出力、操作、参照、記録まで、安全なAI活用のために確認したい7つのポイントを紹介しました。

AIのセキュリティは一度設定すれば終わりではありません。「現状把握→対策実施→運用確認→改善反映」を継続して回し、安全な状態を維持することが重要です。

CloudCREW byGMOによる「AWSで始める安全なAI活用」の講演
CloudCREW byGMOによる「AWSで始める安全なAI活用」の講演

グループディスカッションから見えた「現場のリアル」

AIを使うほど、精度・ルール・共有が次の課題に

最後には「現場のリアルを語り合う」をテーマに、参加者同士でAI活用について意見交換しました。記入いただいたディスカッションシートでは、回答精度やハルシネーション(AIが事実とは異なる誤った情報や、実在しない内容をあたかも正しいかのように生成してしまう現象)への不安、セキュリティや社内利用ルールの整備といった声が見られました。

一方で、情報収集、文章・資料作成、要約、議事録作成、コード生成、プログラミング支援など、すでに幅広い業務にAIを取り入れている参加者もいました。AI活用のナレッジについては、社内で共有している例がある一方、まだ十分に共有できていないという回答もありました。

個人の工夫にとどめず、有効なユースケースやプロンプト、失敗例や注意点まで共有する仕組みをつくることが、組織としてAI活用を広げる次のステップになりそうです。

まとめ – まずは1つの業務から、安全なAI活用を

今回のイベントから、AI活用は「使うかどうか」を検討する段階から、「どの業務に組み込み、どう安全に使い続けるか」を考える段階へ進みつつあることが見えてきました。

最初からすべてをAI化する必要はありません。まずはAIに任せたい1つの業務を決め、必要なデータや権限、セキュリティを整理し、小さく始めることが重要です。

CloudCREW byGMOでは、Amazon Bedrock等を活用したAI基盤の設計・構築から、IAMやGuardrailsの設計、監視・セキュリティ対策まで、AWS上でのAI活用を「導入する・守る」の両面から支援しています。AWSでAI活用を始めたい方、現在のAI利用環境やセキュリティに課題を感じている方は、ぜひCloudCREW byGMOへご相談ください。

今後もCloudCREW byGMOでは、AWS・生成AI・セキュリティをテーマに、企業のクラウド活用に役立つイベントや情報を発信してまいります。最新のイベント情報は、イベント一覧ページをご参照ください。

イベント終了後の運営・登壇メンバー。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
イベント終了後の運営・登壇メンバー。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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当記事の執筆・監修

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が運営するCloudCREW byGMOがお届けする記事は、AWS等の認定資格を持つエンジニアや専門のテクニカルライター、当社パートナー(従業員)からなるプロジェクトチームが結集し、専門性と正確性を追求しながら執筆・監修を行っています。

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