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AWS監視入門:Amazon CloudWatchとは?機能・料金・メリット・デメリット【2026年版】

24時間365日のAWS監視において重要な役割を果たすサーバー監視サービスですが、AWSが提供しているAmazon CloudWatch(以下、CloudWatch)が人気です。アマゾン クラウドウォッチ、クラウドウォッチと呼ばれています。本記事では、CloudWatch の基本的な概要を解説いたします。

目次

「Amazon CloudWatch」とは?

CloudWatch では、アプリケーションを監視し、システム全体におけるパフォーマンスの変化に対応して、リソース使用率の最適化を行い、システムの運用において必要なデータが提供されます。

CloudWatch を使用して、環境内における異常動作の検知、アラームの設定などを行うことによって、アプリケーションをスムーズに運用することができます。

「Amazon CloudWatch」の費用

CloudWatchには、無料枠と有料枠の2種類があります。

無料利用枠

ほとんどの AWSのサービスは、無料で自動的にメトリクスを CloudWatch に送信します。何かしらデータを収集して、そのデータに対して計算や分析を加えてわかりやすいデータに変換したのがメトリクスです。

有料利用枠

支払いは従量課金制で、その月に使用した分のみ、月末に支払う形になっています。毎月固定した金額を支払うことはなく、使った分だけを支払うということでコストパフォーマンスが良くなります。

「Amazon CloudWatch」でできること

CloudWatchには、3つのサービスがあります。

CloudWatch

リソースを監視するのが「CloudWatch」です。CPUやメモリなど複数項目をグラフ化してダッシュボードを作ることができます。システムに対してどのくらい負荷がかかっているのかを視覚化することができます。

CloudWatch Logs

ログを集めて監視するのが「CloudWatch Logs」です。アプリケーションやOSがエラーログを出力したら管理者のメールに通知が実現できます。

Amazon EventBridge(旧 CloudWatch Events)

Amazon EventBridgeは、APIのイベントをトリガーに何らかのアクションを実行させる、というサービスです。かつては、Amazon CloudWatch Eventsと呼ばれていました。

「Amazon CloudWatch」による監視対象/監視項目

以下の項目を監視することができます。

  • CPU使用率
  • CPUクレジット消費数・残数
  • ディスクのread・writeのI/O数、バイト数:ハードディスクなど外部記憶装置からのデータ読み込みのことをread、書き込みのことをwriteと言います。
  • ネットワークのイン・アウトの使用バイト数:インはダウンロード、アウトはアップロードのことです。
  • ログ

「Amazon CloudWatch」のメリット、デメリット

メリット

素早い問題解決

CloudWatch では、AWSからデータを収集してそれらにアクセスし、関連付けることができることから、システム全体の可視性を確保して、問題をすばやく解決することが可能になります。

モニタリングが簡単

CloudWatch を使用することにより、AWS のリソースとアプリケーションのモニタリングが簡単になります。70以上の主要なAWSサービスとネイティブに統合される CloudWatch は、詳細な 1 分間のメトリクス、および最大 1 秒に細分化されたカスタムメトリクスを自動的に公開します(2026年4月時点)。

運用パフォーマンスの最適化

CloudWatch では、事前定義されたしきい値、またはメトリクス内の異常動作を識別する機械学習アルゴリズムのいずれかに基づいてアラームを設定し、アクションを自動化することができます。

運用可視性

パフォーマンスとリソース使用率を最適化するには、統合された運用ビュー、リアルタイムの詳細データが必要です。CloudWatch は、自動ダッシュボード、1 秒に細分化されたデータ、および最大 15 カ月のメトリクスのストレージと保持を提供しています。

デメリット

AWSに依存

CloudWatchはAWSのサービスの1つであるため、AWSのサービスそのものが止まってしまうと、当然ですが使えなくなってしまいますまた、AWS以外のシステムを含めてまとめて監視したい場合、CloudWatchのみで監視することは難しいため、他の監視ツールを利用した方が良いでしょう。

収集したメトリクスの保存期間が短い

CloudWatchで収集したメトリクスの保存期間が短いので、十分な比較分析ができません。メトリクスの保存期間は1時間ごとのデータポイントは約15カ月ですが、5分ごとのものは63日、1分ごとのものは15日です。長期間のメトリクスをもとに分析したい場合は、別途保存が必要です。

まとめ

CloudWatchはいろいろなデータを監視し、メトリクスにすることができて便利です。一方で、CloudWatchに比べると、他の監視ツールであるMackerel、Zabbixの方が細かく監視することができます。

自社でAWS監視をすべてまかなうのはコスト・人的リソース的にも負担が大きいです。夜間や祝日を含む「24時間365日対応」のAWS監視サービスを取り入れて、監視体制を構築/強化する方法もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。AWS MSP認定を受けたAWSパートナーであるCloudCREW byGMOでは、月5,500円(税込)からのAWS監視・運用代行サービスをご用意しています。監視・運用のお悩みは、AWSパートナーに気軽にご相談いただけます。

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当記事の監修

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が運営するCloudCREW byGMOでご紹介する記事は、AWSなど主要クラウドの認定資格を有するエンジニアによって監修されています。

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