導入事例

AWS Partner Advanced Tier Services

CloudCREW パートナープログラムで、
Webサイト構築・運用とAWSを組み合わせた提案が可能に。
サーバーの安定稼働とコスト削減を実現
担当チームの支援や過去実績、AWSの調達価格で比較検討。
決め手はAWSを定額利用できるAWSマネージドパックがあったこと

Case study

株式会社あとらす二十一 公式サイト


株式会社あとらす二十一

業種
インターネットサービス業/職業紹介・労働者派遣業
本社所在地
〒163-0428 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル28階
公式サイト
https://at21.jp/
ソリューション
  • Webサイト構築
  • Webサイト運用
  • インターネット広告
  • 人材サービス
  • AWS
  • AWS移行
  • AWS構築
  • AWSマネージドパック
  • AWS監視・運用
  • 運用効率化
  • コスト削減

「企業のWeb戦略をトータルにサポートするWebソリューションカンパニー」として、主に大手上場企業やナショナルクライアントが抱えるさまざまな課題を解決している株式会社あとらす二十一さま。幅広いソリューションを提供するなかでも特にWebサイトの構築や運用に注力しており、確かな企画・設計力と1,300名規模のプロフェッショナル体制から、多くの制作実績を積み上げています。近年のクラウド化の波を受け、Webサイトのリニューアルを求めるエンドクライアントからクラウドリフトの要望を数多く受けることになり、AWS構築・運用を支援するサービスとしてCloudCREW パートナープログラムを選定いただきました。Webサイト構築・運用とAWSを組み合わせたプランを実現したキーパーソンに、CloudCREW パートナープログラム選定の理由と、取り組みで得られた成果についてお聞きしました。

CloudCREWを評価した理由
Reason to value CloudCREW

  • 担当チームのレスポンスの速さや専門知識の有無
  • AWSパートナーとしての実績
  • AWSの調達価格

解決された課題
What CloudCREW resolved

  • 安定したサーバー稼働
  • Webサイト構築・運用と、AWSを組み合わせたプラン
  • サーバーの構築、保守にかかるコスト

インタビュー
Interview

大手やナショナルクライアントから、常時安定したWebサイト、24時間365日対応が求められていた

―CloudCREW パートナープログラムのお取り組みに至った背景をお聞かせください。

弊社が展開するサービスは、Webサイト構築や運用といった領域であり、インフラの開発や設計、保守、運用を行う人材が不足しており、これまで外部パートナーに委託してきました。社内のエンジニアはWebサイトに特化しているため、採用を強化して自社でインフラ領域を手掛けるよりも、外部パートナーと協力することでWebサイト構築や運用に自社のリソースを注力すべきと判断しています。

もし自社でインフラ領域を手掛けるとなった場合、最も難しいのが24時間365日の保守運用サポートです。昨今の人材不足から、インフラ領域の専門的な知識や実績がある社員を採用し、いつでもエンドクライアントのトラブルに対応できる体制を構築するのは簡単なことではありません。

―クラウド化を希望するエンドクライアントからは、どのような要望を受けていたのでしょうか。

Webサイト構築や運用といった弊社サービスのエンドクライアントは主にナショナルクライアントや上場企業が多いことが特徴です。そのため、万が一不具合があればエンドクライアント自身だけでなく、顧客や株主、求職者など多くのステークホルダーに迷惑をかけてしまうため、Webサイトには常時安定して稼働できること、何かあれば24時間365日対応できることが求められます。

また、Webサイト構築の場合は、契約からサーバー構築までの所要期間を短くしたいという要望もありました。オンプレミス環境の場合は、物理サーバーを調達し、システムを構築するまで最低でも4カ月は必要です。特にクラウドリフトを検討しているエンドクライアントからは、長くても2ヶ月でサーバーを構築してほしいとご依頼をいただいています。

決め手はフルマネージサービス付きAWSを定額利用できるAWSマネージドパック

―AWSの利活用支援サービスを比較検討する際に、どのような要素を重視しましたか。

エンドクライアントへ提供するAWSの利活用支援サービスでご一緒できるパートナーを探した結果、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMO-GSHD社)を含む2社とお取り組みさせていただき、その後に比較検討を実施することになりました。

比較検討する際に重視していたのが、担当チームのレスポンスの速さや専門知識の有無です。実際に弊社からGMO-GSHD社へ問い合わせが発生するのは、サーバーのスペックといった条件を決めていくエンドクライアントへの提案時や、運用フェーズ以降のエンドクライアントからの問い合わせに対応するといった場面です。

フラットな観点から比較してみてもGMO-GSHD社の担当チームのレスポンスはとても速く、納期的に難しいご相談であっても、状況を整理して最適な回答をいただくことができました。特にWebサイトの構築やリニューアルといった案件は期日がタイトであることも多いため、迅速かつ柔軟にスケジュールを調整いただけるのは高評価です。

2つ目に重視していたのが、AWSパートナーとしての実績です。GMO-GSHD社は2022年にはAWSの「移行コンピテンシー」認定を取得されており、実績がありつつAWS側とのリレーションも十分であると判断しています。

3つ目のポイントは、GMO-GSHD社はGMOグループで大手ということもあり、AWSの調達価格が他社と比べても安く、もちろん私たちが直接仕入れるよりも低コストに抑えられることは、弊社にとってもエンドクライアントにとっても大きなメリットです。

―CloudCREW パートナープログラムを選定した、1番の決め手をお聞かせください。

CloudCREW パートナープログラムを選定した1番の決め手は、AWSマネージドパックによってフルマネージサービス付きAWSを、定額で利用できることです。AWSは従量課金制であるため、使った分だけの請求しか発生しないメリットがある一方、月々のランニングコストが不明瞭になってしまうというデメリットがあります。

エンドクライアントからも「定額のほうが、予算確保の手続きが楽になり、決裁を取りやすい」というご意見をいただくことが多かったです。以前までオンプレミス環境を利用し、定額のホスティングサービスを利用していたエンドクライアントには、特に定額プランに対するニーズは高いと思います。

こうした顧客目線のニーズに合致した定額のサービスは他社にはないプランであり、CloudCREW パートナープログラムを選定しました。

オンプレミスからCloudCREWへ移行。支援の品質・スピードに満足

―現在のお取り組み状況について教えてください。

CloudCREW パートナープログラムでクラウド化したお取り組みは、業界や業態に関わらず現在4つの案件となっており、2〜3ヶ月に1件のペースでお取り組みが増えています。新規でWebサイトを構築する案件はなく、すべての案件がリニューアルやWebサイトの統合といった案件で、オンプレミス環境や自社管理のAWSからCloudCREWへ移行しています。

AWSの保守運用については、エンドクライアントから要望がある前に、AWSをアップデートできる仕組みを求めていました。そこで定期的にAWSで更新が出ていないかを調べてお伝えしています。それ以外には大きなトラブルや問題もなく、安定してAWSを運用できています。

―AWS環境への移管作業を通して、支援に対する評価をお聞かせください。

GMO-GSHD社の担当エンジニアに直接支援いただいている点は評価しています。他社の場合、支援サービスは別の会社に委託しているケースも珍しくないため、コミュニケーションに齟齬(そご)があるなど、やりにくさを感じる部分もあります。また、外部へ委託すること自体は問題ないのですが、どうしても品質が気になってしまいます。

しかしGMO-GSHD社に関しては、自社の担当エンジニアの方をつけていただいているので、支援の品質もスピードも満足できるものだと感じています。

WebサイトとAWSの構築・運用を組み合わせた提案で、安定稼働とコスト削減が可能に

―CloudCREW パートナープログラムでAWS構築を支援されたエンドクライアントは、どのような成果を得られていますか。

CloudCREWによってサーバーの稼働が安定したことで、エンドクライアントのWebサイトに滞在するエンドユーザーが不便に感じなくなったはずです。弊社のエンドクライアントには上場企業も多く、特に決算の時期は決算資料を求める株主からのアクセスが増加するのですが、特に問題が起きたこともありません。

とあるナショナルクライアントのWebサイトをリニューアルした案件では、サーバーの構築、保守運用にかかるコストを削減できたことも高く評価いただいています。将来的にはWebサイトのカスタマイズも検討されているため、拡張性のあるAWSで構築できたこと、24時間365日の支援体制が提供されていることも、CloudCREW パートナープログラムで得られた成果だと感じています。

―CloudCREW パートナープログラムによって、貴社はどのような成果を得られましたか。

弊社にとって1番のメリットは、弊社サービスであるWebサイト構築・運用と、AWSの構築・運用を組み合わせたプランをエンドクライアントへご提供できるようになったことです。エンドクライアントからクラウド化のご要望があった際に、外部パートナーと調整する必要なくスムーズにご提案できています。そして、基本的なプランを土台に、エンドクライアントの要望に応じてオプションを検討することで、エンドクライアントごとに最適化されたご提案とお見積もりが簡単に出来上がります。

CloudCREWはオンプレミス環境、ホスティングサービスを利用していた企業に最適

―今後、CloudCREW パートナープログラムをどのように活用していく予定でしょうか。

今回の取り組みによって、エンドクライアントからもご要望があったクラウドリフトとWebサイト構築・保守運用をパッケージ化することができました。開発・実装側の体制は整っていますので、あとはエンドクライアントへの提案に組み込んでいくことが次のステップですね。

現在の案件の多くはオーソドックスな構成が多いのですが、AWSを活用したサーバーレスの構築やCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー&デプロイ)の手法を取り込んだ構築も提案できればと考えています。

そのためにもエンドクライアントの大事なWebサイトを預かる立場として、安定稼働や高い支援品質を維持していくためにもCloudCREW パートナープログラムを活用し、エンドクライアントとの信頼関係を強固にしていきます。

―CloudCREWというサービスは、どのような企業におすすめできるでしょうか。

以前はオンプレミス環境でWebサイトを構築しており、かつホスティングサービスを契約していた企業には最適だと思います。定額支払いであるホスティングサービスと同じ感覚でAWSを活用できるため、余計な社内調整をせずにクラウドリフトができます。

AWSのパートナーとして構築から保守、運用を手掛けている企業は数多くあります。たとえば、カスタマイズに特化してオーダーメイドにこだわる企業や、アプリケーションを含めて構築する企業、大規模で安心できるけども動き出しに時間がかかる企業など、さまざまです。そのなかでCloudCREWを提供するGMO-GSHD社は、大企業のグループ会社である安定感と小回りが利く柔軟性を両立していることが強みだと感じており、そこに合致する課題を抱えている企業は一度相談してみてはいかがでしょうか。

AWSマネージドパックMプラン構成図
AWS system configuration

AWSマネージドパックMプラン構成図

AWSプロダクト

  • Amazon EC2
  • Amazon RDS
  • Application Load Balancer
  • Amazon CloudFront
  • Amazon S3

CloudCREWのご利用サービス
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  • AWSマネージドパック

    定額利用できるAWSのオールインワン・パッケージです。ディザスタリカバリ対策に主眼を置き、高可用性と耐障害性を重視して設計・構築されたAWS環境を最短3営業日でご用意いたします。監視・運用、技術支援、サポートまで網羅するフルマネージドサービス付きだから、導入後の運用・保守も安心。日本円による請求書払いにも対応しています。